例によって積んである＆プレイ途中の作品が大量にあるので暫定評価。多分永遠に暫定評価。
――本年度最優秀――
夏ノ雨 腹違いの姉が個人的にツボ。
主人公は糞だけどそれを補って余りあるヒロイン陣の魅力。全体的にソツなく纏まっていていい感じ。
――良作――
俺たちに翼はない 散々待たされただけあって流石の出来。雀孫節は本作でも健在。その圧倒的なエンターテインメント性は他に並ぶものの無い存在。
ただ、一つ問題があるとすれば気に入ったヒロインが一位から三位まで全員攻略対象外と言う事。アリスルートまだー？
ももいろガーディアン 低価格ソフトなのでボリュームはそれなりだけれど、コストパフォーマンスで見たらむしろフルプライス作品より上。突出した部分は無いけれど文句をつけるところが見当たらない。
花と乙女に祝福を 女装主人公ゲー。ヒロインを攻略すると言うよりむしろヒロインに攻略される作品。
主人公が乙女でヒロインが漢な作品。
Primary～Magical★Trouble★Scramble～ 姉妹シナリオのプチ浮気は非常に楽しめました。もうちょっと突っ込んでくれればさらに良かったのに。
シナリオに広がりがないのが残念だけれど萌えゲーとしては優秀な部類。
星空のメモリア 全体的に冗長な印象を受けるものの、ぎりぎりそれが不快感にならないレベル。
主人公は残念だけれどヒロイン陣は魅力的。不完全燃焼の印象があるのでFDでどうなるか楽しみ。
姫狩りダンジョンマイスター エウらしい作品。いつも遊べるもののシナリオが残念な事が多いエウシュリーだけれど本作はシナリオがあまり出しゃばっていないのでいい感じ。
@ふぉーむメイト ある意味エロさに置いて頂点に立つ作品。駄目な人は全然駄目なんだろうけど。
ただもう少しシンプルに作って欲しかった。イリュージョンに求められているのなんてエロさだけだろうし。
微少女 清々しいほど一点突破。ただ只管にロリ。それ以上でもそれ以下でもない。
スズノネセブン! なんといっても魔砲少女。どうせなら「これが私の全力全壊」とか言ってくれればよかったのに。
萌えゲーなんだろうけれどシナリオもそれなり。よく纏まった作品。
ましろ色シンフォニー 王道萌えゲー。小細工なしでど真ん中にストレートな作品。桜乃可愛いよ桜乃。
シナリオは微妙だけれどそれ以外は問題なし。
痕－きずあと－ リニューアルしたとは言え流石に古臭さは否めないがそれでも近年のリーフ作品よりは優秀。もう少しボリュームが欲しかった。
アリス2010 詰め合わせセットの内容はどれもそれなりに楽しめる出来。特にわいどにょははまればそれだけでかなりの時間を費やせる出来だとは思うけれど、エロが無いのは個人的に致命的。
77(セブンズ) ～And,two stars meet again～ 攻略ヒロイン大杉。Whirlpoolはシナリオ云々よりもテキストが駄目な印象が強かったんだけれど。本作は随分と優秀な出来。期待値が低かった所為もあるんだろうけれども。
――良作まではあと一歩――
聖剣のフェアリース OPムービーはピカイチ。2009年だけでなく今まで発売されたエロゲの中でもトップクラスの出来だと思う。
けれど、本編はそれに比べるといまいちの印象な一点豪華主義的作品。
ハルカナソラ 穹がなんか違う。フォルト!! シナリオは論じるに及ばないが呪いとまで呼ばれたTony絵作品の中にあっては出色の作品。
主人公が連発する「はっ！」が物凄くうざかった。あとSD絵の方が可愛くない珍しい作品でもあった。
愛佳でいくの 似たような構成のアリス2010に比べるとミニゲームがどれも微妙な出来。数を少なくしてもう少し作りこんで欲しかった。
ばにしゅ！ ～おっぱいの消えた王国～ 低価格作品。お値段を考えればお得な作品。もうちょっと絵がよければ……。
はらみこ この設定とタイトルで腹ボテが無いのは詐欺だと思う。
無駄にシリアスなシナリオが雰囲気ぶち壊し。ずっとおきらくギャグで良かったのに。
――良作まではあと三歩――
桜吹雪 ～千年の恋をしました～ 姉ゲー。超絶ブラコンなお姉さんは非常に良かったです。でもそれだけ。せめて原画が桜沢いづみで統一されていれば。
～パンツを見せること、それが……～大宇宙の誇り 萌え系抜きげ。寒いギャグが印象的だけれどそれ以外は無難な印象。バカゲーとしては若干インパクト不足。
忍流 キャラの作品としては余り楽しめない残念賞な作品。如何せん作業感が強すぎる。
ひだまりバスケット 設定は面白そうだったけれど、シナリオ＆テキストの出来が全くもって残念無念。
折角の良い妹だったのに勿体無い。
タユタマ -It's happy days- タユタマ本編に比べるとテキストの劣化具合がハンパない。それもそのはず、本編には参加していなかったシナリオライターが大量に……。追加するにしてもせめてもう少しまともな人材をと願う次第。
かぎろひ 日本神話をモチーフにしたシナリオは面白くなる下地を備えていたように思えたもののシナリオのクオリティが低すぎてお粗末。もう少し話を練りこんでいてくれれば。
――残念賞――
仏蘭西少女 Tony絵の呪いを打ち破ることを期待した作品だったが見事に呪い殺されていた。
クソみたいなゲームシステムとシナリオ。絵は質量ともに十分なだけに残念にも程がある。
幼なじみは大統領 ヒロインが各国首脳のパロディって事で話題を集めたものの蓋を開けてみたらそれだけ。
ある意味広報活動は優秀だった作品。
絶対★魔王 ～ボクの胸キュン学園サーガ～ ファミコン時代以下のRPGもどきミニゲームとか誰が何の目的で入れたのか理解に苦しむ。
褐色ヒロインに引かれて購入したけれど徹頭徹尾残念な作品でした。
ANGEL MAGISTER クレジットを見る限りシナリオライターは一人みたいなんだけれど、だとしたら分裂症が疑われるレベル。ストーリーだの設定だの色々破綻し過ぎ。全編通してギャグにしてしまえばよかったものを下手が下手にシリアス書くから意味不明な作品が出来上がる。
DAISOUNAN 巣作りドラゴン以降全てプレイしているキャラの作品の中でも一番残念な作品。一体何が面白いのか遂に理解出来なかった。
――クソゲー列伝――
Like a Butler
メインヒロインがムカついた作品ナンバーワン。天上天下唯我独尊偽善者ここに極まれり。
全編通しての、「貧乏人＝正義、金持ち＝悪」の図式が萎える。シナリオライターは金持ちにコンプレックスでも持っているのだろうか？
祝福のカンパネラ 宗教かもしくは自己啓発セミナーじみたヒロイン陣が気持ち悪すぎる。作中で主人公をひたすら賛美するというのは一体なんの儀式なのだろう。シナリオタイターは変な宗教にでもハマっているのだろうか？
鬼うた。～鬼が来たりて､甘えさせろとのたもうた～ 金輪際ヤンデレを語るなAreas～空に映すキミとのセカイ～ シナリオ＆テキスト＆世界観が小学生レベル。絵もいまいちで褒められるところが見当たらない。
複数シナリオライターを使うのは良いにしても打ち合わせぐらいちゃんとさせろ。
キスと魔王と紅茶 設定は面白そうだっただけに非常に勿体無かった作品。キスも魔王も紅茶もまともに扱われていないんだから始末に負えない。シナリオは言うに及ばずテキストがとにかく低レベル。こんなものでお金をもらって恥ずかしくはないのだろうか。
主人公周辺の似非友情ごっこがとにかく気持ち悪い。シナリオライターはまともな友情関係を築いた事がないのだろうか？
スズノネセブン! -Sweet Lover's Concerto- シナリオの数とシナリオライターの数がイコールで結ばれてしまう作品。なんというかオフィシャル同人？
問題なのは書いている人間が同人を作る人間と違って元の作品に対して愛情も何も持ち合わせてはいない事。
せめて本編の設定ぐらい頭に入れてから書け。
去年に比べると上位陣にとんがった作品がなく無難でソツの無い作品が並んだ印象。
そして去年に比べて下位陣の酷さが目に余る。こう改めて見返してみると、今年はもう少しきちんと吟味してから購入しようと決意が湧いてきます。
