最近、というかこの所ずっと馬券の調子が悪かったので今週は馬券を買う額を押さえたのですが、
なんでこういうときに限って的中するんでしょうね!? まあ、
携帯サイト用に立ちあげた
競馬用ブログ、しょっぱなから大外れとかいう展開にならなかったのはいい事ですが。
Purelyクリアしました。以下ネタばれ。
今までクリアしてきたゲームで「つまらない」とか「ご都合主義だ」とかいう感想を抱いた作品は数多くありました。でもこのPurelyほどクリア後に「気持ち悪い」と感じた作品は初めてでした。
気持ち悪い、とにかく気持ち悪い。何が気持ち悪いってつぐみ&追憶ルートの主人公。つむぎと結ばれた主人公でしたが、それまで止まっていた時が動き出し一気に老化する事が判明しているつぐみ。
まあ、普通は当然別れると思うんですが、
主人公「それぐらいで俺の気持ちは変わらねぇ!」
主人公「どんなことになっても……どんな姿になっても、俺は、お前を愛し続ける」
いやいや、相手百歳オーバーのおばあちゃんですよ?年上趣味とかそういうのを超越しちゃってますよ?生理どころか、髪の毛も無くなっちゃってますよ?
この辺、愛だなんだで主人公とつむぎの押し問答が続くわけですが、この場面で感動できる人は私、心底凄いと思います。私には茶番にしか見えない。結局主人公の事を受け入れようとするつむぎとか軽く殺意を覚えましたよ。何ずうずうしいこと言ってんだこいつ、と。恋人にオムツ変えさせる気まんまんなのかよ、と。
主人公も主人公で出会っていくらも立っていない女一人の為に大して悩みもせず(描写が下手なだけとも言いますが)そこまで捨て鉢になれるなんて、愛だ恋だというより自分に酔っているとしか思えない。永遠の愛を貫いちゃう俺ってすげー、みたいな。物凄い安っぽさを感じてしまいます。
で、最後は「どうせならそのまま死んでしまえ」とか「いっその事ドラえもんでも登場させてタイム風呂敷をかぶせてもらえ」とかいう私の願いをあっさり無視し、しわしわになった手に附けられた結婚指輪という一枚絵でのエピローグ。これがバッドエンドでないのなら何がバッドエンドだと言うのだ!?
恋人が敵の人間でしたってのなら別にいいです。障害は恋愛のスパイスです。人間じゃありませんでしたってもの問題じゃありません。重要なのは外見です。でも、恋人は既に生理の上がった老人でしたってのは……。
愛っていうより、病気だよな。と、老人介護に勤しむ主人公を想像しながら心底そう感じたエピローグでした。