漫画レビュー「ちちゆりガールズ」

　焔すばる先生の処女単行本「ちちゆりガールズ」
五話構成の「搾乳淫魔リィリ」
二話構成の「桃百合学園　ひみつのソープ部」
「キチクヨウセイ」
「どきどきびーちぷでぃんぐ」
の九話四作品が収録されていました。

　人間の母乳を主食とするサキュバス「リィリ」と彼女によって母乳が出るようになってしまった桃嘉との純愛（？）を描いた五話構成の「搾乳淫魔リィリ」






　深夜に開催されるスカウト制の秘密クラブ「ソープ部」に所属する女の娘達を描いた二話構成の「桃百合学園　ひみつのソープ部」







　淫乱な妖精に囚われた女剣士の末路を描いた「キチクヨウセイ」






　プライベートビーチを持つお嬢様に貧乳合法ロリ娘がビーチでセクハラをされまくる「どきどきびーちぷでぃんぐ」





　タイトルに「ゆり」とあるように絡みは全て女性同士で作中に男は一切出てきません。
　ですが百合にありがちな耽美さはあまりなくシチュエーションも複数人でのソーププレイ、ふたなり化、触手などわりと過激。その代わり（？）女性同士のキスシーンが非常に多い印象。
　男（というかちんこ）が出てこない為に人は選ぶ一冊ですが百合作品には珍しいくらい男性的エロスシチュが多いので女性同士の絡みが好きな人にはぜひお薦めしたい逸品です。