漫画レビュー「二次元彼女」

二次元彼女 (セラフィンコミックス) (2014/04/18) テツナ 商品詳細を見る

　テツナ先生の処女単行本「二次元彼女」
　五話構成の表題作「二次元彼女」の他
「東京ガールズカーニバル」
「家族計画」
「たすけて！！エロえもん」
の八話四作品が収録されています。





　呪いのDVDから出てきた美少女幽霊と主人公とのラブコメを描いた五話構成の表題作「二次元彼女」










　同じく幽霊のロリ少女と金髪少女も加わった幽霊だらけのハーレム展開。
　最後はお約束の４Pへ。






　トップを目指すアイドルの少女が業界スポンサー達への枕営業乱交パーティへと参加する事になる「東京ガールズカーニバル」





　両親を失い親戚の元へと預けられた姉妹。
　妹を守るために身体を差し出した姉だったが、妹ともども肉欲に溺れペットへと堕ちていく「家族計画」






　等が収録されていました。
　コメディタッチの昨日からダークな雰囲気のものまでバラエティに富んだ内容の一冊。
　登場するヒロインはロリから巨乳まで様々ですが、全体的に涙や涎といった汁描写が多く軽度のアヘ顔を晒すのが印象的。
　また、処女作にありがちな画風のばらつきがあまり見られないのは好印象でした。
　表紙があまり上手ではなくここで大分存している印象です。勿体ない。
　ちょくちょく顔のバランスが崩れているのが気になりますが、処女作という事なのでこの先の成長に期待したい作家さんではあります。