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批評空間の点数:60点

 話題になっていた同人ゲーという事で安い事もありプレイしてみました。結構な割合怖いもの見たさで。

 この作品、なんといっても特徴はヒロインが「老いる」という事。この一点に尽きます。
 物語は三部構成になっているのですが、それぞれの間に数年単位のラグが発生しているので第一部から第二部、そして第三部へと進むに連れてヒロインが徐々に老化していきます。
 これが意外なほど辛い。
 第一部では愛らしかったヒロインも第二部ではその面影を微かに残すのみとなり、第三部に於いては既に在りし日の美しさは皆無と言って良いくらい。現実では当たり前の老化という現象もその当たり前を本来免除されている二次元のヒロインにおいて突きつけられるとなかなかに心に突き刺さるものがあります。時の流れのなんと残酷な事かと。

 第一部から第二部の間においてヒロインと主人公は疎遠になっており、ほとんど接点が無いまま生活を送るのですが、これもまた、この物語の残酷さの表現ではないかと。
 第二部においてヒロインは第一部とは変わり果てた姿で主人公の前に姿を表します。そこからまた二人の関係は親密になっていくのですが、同時にこうも思うわけです。ああ、もう失われた時間は決して戻らないのだ、と。
 いくらこれから先二人が一緒に居たとしても、過去に二人が離れ離れになっていた時間は決して戻りません。少女の最も美しかった時間、側にいる事が出来なかった事実は足かせとしてこの先永遠に残るのです。これを残酷と言わずしてなんと言うのか。


 本来、二次元ヒロインは老いません。三次元の女性に比べ優っている点は数多彼女達ですが、その中でも最大級のアドバンテージと言えるのがこの点です。どんなに美しくてもやがては老いさらばえていく現実の人間に比べ、金やダイヤモンドと同様の美の永続性を二次元ヒロイン達は手にしているのです。

 にも関わらずこの作品のヒロインはそんな絶対的なアドバンテージを放棄してしまっています。
 徐々に年を取り、その美しさを失っていくヒロイン遠戸枝梨。破滅へと向かい確実に一歩一歩歩んでいく様は、未来においてラグナロクが約束された北欧神話の神々を思い起こさせます。決して逃れ得ぬ終末の顎はその背中にピッタリとまとわりついているのです。

 二人の幼馴染の甘い物語であるはずのストーリー。しかし、本来ならゲームに於いては気にしなくて「老い」という要素を盛り込んだこの作品にはどこか甘いだけではない、薄ら寒さを感じさせます。

「人は誰しも老いる」

そんな当たり前で残酷な現実を、この作品はプレイヤーに突きつけてくるのです。
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