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予約済み

この大空に、翼をひろげて Flight Diary
 当初予約するつもりは無かったものの、特典の絵柄に釣られました。日焼け跡は正義!
 シナリオには特に期待していないのでエロければ、というか双子丼が夢オチでなければもうそれでいいよ。
期待度70%

回避

GEARS of DRAGOON ~迷宮のウロボロス~
 ゲームシステム的にはちょっと興味あったのですが、ヒロイン&Hシチュに魅力を感じなかったので。ふたなり何処いった。そしてパンツにモザイクをかけるな。
期待度50%


 夏の終わりのニルヴァーナ
 聖☆おにいさん読んだせいでタイトルがギャグにしか見えない。ストーリー読んでもギャグにしか見えない。主人公の名前は厨二病にしか見えない。彼岸花背景にしたヒロインの全裸とか一体何を狙っているのか。
期待度30%

大図書館の羊飼い
 そのうち買うかもしれないけどわざわざ予約してまで購入する必要は無いかなあ、と。
 べっかんこう絵は好きだけどいまいちエロスを感じるシチュが無いのが個人的に難点。シナリオには期待出来ないのでそっち方面でもう少し頑張って欲しいのだけれども。
期待度50%


 延期もあった事もあり今月の新作購入は一作だけ。こんなに少ないの何時以来だろう。いつもこうなら積みゲーも増えずに良いんですけどね(二月発売予定作品から目を逸らしつつ)
OHP
批評空間の点数:60点

 話題になっていた同人ゲーという事で安い事もありプレイしてみました。結構な割合怖いもの見たさで。

 この作品、なんといっても特徴はヒロインが「老いる」という事。この一点に尽きます。
 物語は三部構成になっているのですが、それぞれの間に数年単位のラグが発生しているので第一部から第二部、そして第三部へと進むに連れてヒロインが徐々に老化していきます。
 これが意外なほど辛い。
 第一部では愛らしかったヒロインも第二部ではその面影を微かに残すのみとなり、第三部に於いては既に在りし日の美しさは皆無と言って良いくらい。現実では当たり前の老化という現象もその当たり前を本来免除されている二次元のヒロインにおいて突きつけられるとなかなかに心に突き刺さるものがあります。時の流れのなんと残酷な事かと。

 第一部から第二部の間においてヒロインと主人公は疎遠になっており、ほとんど接点が無いまま生活を送るのですが、これもまた、この物語の残酷さの表現ではないかと。
 第二部においてヒロインは第一部とは変わり果てた姿で主人公の前に姿を表します。そこからまた二人の関係は親密になっていくのですが、同時にこうも思うわけです。ああ、もう失われた時間は決して戻らないのだ、と。
 いくらこれから先二人が一緒に居たとしても、過去に二人が離れ離れになっていた時間は決して戻りません。少女の最も美しかった時間、側にいる事が出来なかった事実は足かせとしてこの先永遠に残るのです。これを残酷と言わずしてなんと言うのか。


 本来、二次元ヒロインは老いません。三次元の女性に比べ優っている点は数多彼女達ですが、その中でも最大級のアドバンテージと言えるのがこの点です。どんなに美しくてもやがては老いさらばえていく現実の人間に比べ、金やダイヤモンドと同様の美の永続性を二次元ヒロイン達は手にしているのです。

 にも関わらずこの作品のヒロインはそんな絶対的なアドバンテージを放棄してしまっています。
 徐々に年を取り、その美しさを失っていくヒロイン遠戸枝梨。破滅へと向かい確実に一歩一歩歩んでいく様は、未来においてラグナロクが約束された北欧神話の神々を思い起こさせます。決して逃れ得ぬ終末の顎はその背中にピッタリとまとわりついているのです。

 二人の幼馴染の甘い物語であるはずのストーリー。しかし、本来ならゲームに於いては気にしなくて「老い」という要素を盛り込んだこの作品にはどこか甘いだけではない、薄ら寒さを感じさせます。

「人は誰しも老いる」

そんな当たり前で残酷な現実を、この作品はプレイヤーに突きつけてくるのです。
今年で三年連続になりますコトブキヤ美少女福袋。今回はサーバーが軽かったお陰で購入が容易だったのが印象的。欲しい福袋が尽く買えなかった中にあって本年度本命の福袋でした。では早速。




マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス クリスカ・ビャーチェノワ -紅蓮-
¥7,350


シャイニング・ハーツ メルティ
¥7,140


ToHeart2 AnotherDays 河野はるみ -ラブモーション-
¥9,140


とある科学の超電磁砲 御坂美琴 -とあるメイド姿の超電磁砲
¥7,980


俺の妹がこんなに可愛いわけがない 黒猫
¥6,300


 以上五点で37,910円分入っていました。
 二年連続で黒猫登場。報告によると黒猫は封入率100%だそうでどれだけ余ってるんだって話です。
 それはさておき流石の安定感。十分満足のいく内容でした。はるみ以外しらない作品のものばかりというのが残念でしたが。タマ姉欲しかった……。
 次も購入必至の福袋ですが、次回はさらに競争率あがってそうで怖くはあります。
――神域のエロゲ――

彼女と俺と恋人と。
 2012年最高の作品、というか過去五年まで広げても最高の作品。
 テキスト優秀、シナリオそれなり、設定神。なぜもっと早くこういう作品が出なかったんだ!?
 純愛系3Pの頂点に立つ作品。修羅場のない二股展開、イチャラブ3P好きなら黙って買っとけ。

――名作――

月に寄りそう乙女の作法
 彼女と俺と恋人と。を除けば過去五年で最高と言って良い作品。
 お美しいルナ様は本年度ベストヒロイン。
 期待していた王雀孫節はやや鳴りを潜めた物の女装主人公物久々のクリーンヒット。シナリオ&原画のばらつきはさておき。
 西又絵のヒロインがデザインを語るとかこれがシニカルな笑いってやつか。

倉野くんちのふたご事情
 彼女と俺と恋人と。を除けば過去五年で以下略。
 駄作凡作乱造してきたCUFFS系列ブランド久々の傑作。エロ特化でテキストはともかくシナリオはやや疑問符があったりなかったり。
 双子ゲーなのにあまり双子を生かしたプレイが無かったのは残念。個別ルートいらないから双子ルート作れよ。ハーレムルート有りは◯
 同じベッドで寝ている双子の姉とか素晴らしすぎるのでもっとこの設定を生かして欲しかったです。

――名作まではあと一歩――

DRACU-RIOT!
 ゆずソフトは一皮向けた。そんな風に思ったことが私にもありました。シナリオは前作から大きく劣化してE×E辺りのレベルに逆戻り。キャラクターはとにかく素晴らしかったんですがね。肝心の主人公がイマイチ。ちったあ働け穀潰し。
 三歩進んで二歩下がるゆずソフトの明日はどっちだ?

おたマ!~おたく仲間はちっこいマニア~
 設定通りにマニアックなネタが多数ちりばめられた作品。取り敢えずハーレムがあったので満足。
 そこまで極端では無いもののなかなかにロリキャラが素敵な作品。年増キャラ必要だったのかしら?

BUNNYBLACK 2
 続編という事もあってかそれなりの出来。ただ、1に比べるとどうしても見劣りする。
 せっかくの娘なのにもうちょっと生かせなかったものか。

英雄*戦姫
 ライターが制作陣から駄目だしされてたのがこの作品を一番良く物語っていたと思います。
 とにかくライターが糞。折角のヒロイン&ゲームシステムが勿体無い事この上ない。
 次回作ではライター変えてくれるみたいなので期待しておきたいと思います。

ぜったい猟域☆セックス・ロワイアル!! ~無人島犯し合いバトル~
 いつものようにひたすらHな作品。抜きゲーの割に攻略要素があるのはどうなんだろう?
 もうちょっとシンプルでも良かった印象。

ないしょのないしょ!
 ロリというかペド。色んな意味でスジが通っている作品。いっそ清々しい。
 大好きですがなにか?

九十九の奏~欠け月の夜想曲~
 シナリオも凝っていてそれなりに面白いんだけど何かが足りない。具体的には玉梓ルートとか。
 イマイチ救われない展開なので読後感がアレ。モヤモヤっとしたものが残りました。


――何かが足りない――

妹(いも)びらいざー!
 ロリ巨乳って素晴らしいよね!

門を守るお仕事
 最近のキャラの致命的な点はヒロインの掘り下げがイマイチな点だと思います。
 システム自体はまあそれなりなんだけどそれなりだからこそ、シナリオとかキャラクターとかもうちょっと何とかして欲しい。

インモラル・リトル
 S系ロリっ娘抜きゲー。声優がやや不満。あんまりロリって感じがしないんですもの。

乙女が紡ぐ恋のキャンバス
 中身以外で語られる事の多い作品。いけしゃあしゃあとFD出したことには驚きました。案の定の出来だったみたいですが。
 作品自体はそれなりの出来だっただけに色々勿体無いと思えてしまいます。

中の人などいない! トーキョー・ヒーロー・プロジェクト
 声優が素晴らしい。演技もキャスティングも。
 Alcotらしい無難な作品ですが、ややシリアスに寄り過ぎ遊び心が足りないようなイメージ。
 RATMANを期待していたのでやや肩透かしではありました。

紅蓮華
 同一ライター作品の黄昏のシンセミアやコンチェルトノートに比べれるとテキストの劣化が顕著。何が違うんだろう?ディレクター?それもとサブのライター?
 原画が話の内容と合ってない為緊迫感が失われている印象。他に誰かいなかったのか?

フォルト!!S(サービス)~新たなる恋敵(ライバル)~
 TonyデジタルCG集。

Justy×Nasty ~魔王はじめました~
 魔王設定どこいった?
 設定に期待して買ったら、その設定が放置されて悪い意味でありきたりな学園モノに成り果てていた作品。折角の設定もうちょっと生かして下さい。

――問題作(悪い意味で)――

この大空に、翼をひろげて
 ライターが妹好き不倶戴天の敵こと紺野アスタ。そのせいなのかどうなのか妹キャラの不遇っぷりが可哀想。まあ、FDでの救済は既定路線だったという事か。
 ライターの引き出しが少ないせいなのか一部キャラクターが夏ノ雨と類似。大嫌いなキャラクター、一度は我慢出来ても二度目はアカン。

VenusBlood -FRONTIER-
 ユーザーはデバッカーではないと誰か教えてあげて下さい。

放課後☆エロゲー部!~エロゲー制作のため女の子たちとえっちしまくりな毎日~
 前作から一転。ヒロイン微妙で魅力激減。どうしてこうなった。

俺と5人の嫁さんがラブラブなのは、未来からきた赤ちゃんのおかげに違いない!?
 大好きな設定の作品の続編という事で期待していたのに、前作からのシナリオ面での劣化が激しい。前作と同じ設定という事で違いを出したかったんだろうけど空回りしている印象。
 無理せずヒロインの差異で差別化すれば良かったのにね、と。

黄昏の先にのぼる明日 -あっぷりけFanDisc-
 オンライン麻雀は楽しませてもらってます。
 肝心のアフターシナリオは雑誌やOHPに載っているようなミニシナリオを大量に集めた感じで微妙。
 もっと普通のが良かったです。

――残念賞――

創刻のアテリアル
 カードバトルに関しては褒めるところが見当たらない。シナリオはいつも通りの残念な出来。もうどうにもなりません。
 せめて親友キャラが裏切るくらいの見せ場は欲しかった。

ものべの
 シナリオ頑張ろうとして風呂敷を広げて広げっぱなし。
 ヒロイン老化させるとか奇をてらおうとしててらいっぱなし。
 やりたい事に才能が追いついていない印象。絵は良いのだからおとなしくロリ抜きゲー作ったほうが良い物出来ると思います。

ヨメ充!
 序盤は面白かったのに個別ルート入ってからの失速っぷりが半端ない。期待はずれにもほどがある。
 できもしないシリアス展開やろうとして盛大にコケた感じ?徹頭徹尾ドタバタラブコメディで通せばいい作品になれたと思うのですが……。

――クソゲー・オブ・ザ・イヤー――

イモウトノカタチ
 取り敢えずシナリオライターはこの作品に携わった人間全てに土下座して回れ。
 次々出てくる設定をちぎっては投げちぎっては投げ。まともに書けない設定なら出すなや。
 主人公筆頭に登場人物のほぼ全員が狂人。グリザイアの果実とかヒロインが全員なにかしら狂っているという設定でしたが、狂気という点ではイモウトノカタチの足元にも及ばない。本当の狂気とはこういうものだと全身で訴えかけている作品。
 既に千円切っているのでサントラ欲しい人にはお勧めの作品ではあります。ゲームに千円の価値は無いけど予約特典のDucaのマキシシングルには千円の価値はあると思います。


 以上二十七作品。とんでもない糞ゲーもあったものの、全体を見れば近年に例のない大豊作の年でした。実際、批評空間で九十点代附けたの五年ぶりでしたし。久しぶりにプレイできて良かったと心から思える作品に出会えました。まあそのお陰で彼女と俺と恋人と。クリア後いまいちエロゲーに見の入らない生活を送っては居ますが。
 こんな素晴らしい作品にまた出会う為、これからもエロゲをプレイしていこうとそう思った次第であります。


エロゲブランドユニゾンシフトの福袋です。ユニゾンシフトの過去作をどれか一つ選べて+グッズがランダムで附いてくるという代物。お値段は送料込みで4,500円でした。では早速。


しこたま ~あるじで姉妹な天使と悪魔~ Memorial Edition
¥3,780

これは固定のゲームソフト。関係無いですが限定版と比べて名前変わってるのはなんか意味あるんでしょうか?スレイブどこいった?


Accent VOCAL COLLECTION.
¥2,625
ユニティマリアージュ サウンドトラック
¥2,100

CD二枚。これは持ってなかったので嬉しい。


スパるタン Chu×Chu Tシャツ
¥3,000
 実用に耐えられそうにない柄のTシャツ。う~ん……。

 以上四点で11,505円分入っていました。
 ゲームは自分で選べる事を考えれば十分良心的な福袋だったと思います。エロゲブランドの福袋というと去年はアリスソフトで痛い目にあっていますしね。アリスソフトに比べればユニゾンシフトは非常に良心的。
 ただ、いかんせん量が少なく小さいダンボールで届いたので開けるときのワクワク感が無かったのだけが残念でした。被りを覚悟しつつ、もう一つくらい買ってしまうかもしれません。
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