――神域のエロゲ――
彼女と俺と恋人と。 2012年最高の作品、というか過去五年まで広げても最高の作品。
テキスト優秀、シナリオそれなり、設定神。なぜもっと早くこういう作品が出なかったんだ!?
純愛系3Pの頂点に立つ作品。修羅場のない二股展開、イチャラブ3P好きなら黙って買っとけ。
――名作――
月に寄りそう乙女の作法 彼女と俺と恋人と。を除けば過去五年で最高と言って良い作品。
お美しいルナ様は本年度ベストヒロイン。
期待していた王雀孫節はやや鳴りを潜めた物の女装主人公物久々のクリーンヒット。シナリオ&原画のばらつきはさておき。
西又絵のヒロインがデザインを語るとかこれがシニカルな笑いってやつか。
倉野くんちのふたご事情 彼女と俺と恋人と。を除けば過去五年で以下略。
駄作凡作乱造してきたCUFFS系列ブランド久々の傑作。エロ特化でテキストはともかくシナリオはやや疑問符があったりなかったり。
双子ゲーなのにあまり双子を生かしたプレイが無かったのは残念。個別ルートいらないから双子ルート作れよ。ハーレムルート有りは◯
同じベッドで寝ている双子の姉とか素晴らしすぎるのでもっとこの設定を生かして欲しかったです。
――名作まではあと一歩――
DRACU-RIOT! ゆずソフトは一皮向けた。そんな風に思ったことが私にもありました。シナリオは前作から大きく劣化して
E×E辺りのレベルに逆戻り。キャラクターはとにかく素晴らしかったんですがね。肝心の主人公がイマイチ。ちったあ働け穀潰し。
三歩進んで二歩下がるゆずソフトの明日はどっちだ?
おたマ!~おたく仲間はちっこいマニア~ 設定通りにマニアックなネタが多数ちりばめられた作品。取り敢えずハーレムがあったので満足。
そこまで極端では無いもののなかなかにロリキャラが素敵な作品。年増キャラ必要だったのかしら?
BUNNYBLACK 2 続編という事もあってかそれなりの出来。ただ、1に比べるとどうしても見劣りする。
せっかくの娘なのにもうちょっと生かせなかったものか。
英雄*戦姫 ライターが制作陣から駄目だしされてたのがこの作品を一番良く物語っていたと思います。
とにかくライターが糞。折角のヒロイン&ゲームシステムが勿体無い事この上ない。
次回作ではライター変えてくれるみたいなので期待しておきたいと思います。
ぜったい猟域☆セックス・ロワイアル!! ~無人島犯し合いバトル~ いつものようにひたすらHな作品。抜きゲーの割に攻略要素があるのはどうなんだろう?
もうちょっとシンプルでも良かった印象。
ないしょのないしょ! ロリというかペド。色んな意味でスジが通っている作品。いっそ清々しい。
大好きですがなにか?
九十九の奏~欠け月の夜想曲~ シナリオも凝っていてそれなりに面白いんだけど何かが足りない。具体的には玉梓ルートとか。
イマイチ救われない展開なので読後感がアレ。モヤモヤっとしたものが残りました。
――何かが足りない――
妹(いも)びらいざー! ロリ巨乳って素晴らしいよね!門を守るお仕事 最近のキャラの致命的な点はヒロインの掘り下げがイマイチな点だと思います。
システム自体はまあそれなりなんだけどそれなりだからこそ、シナリオとかキャラクターとかもうちょっと何とかして欲しい。
インモラル・リトル S系ロリっ娘抜きゲー。声優がやや不満。あんまりロリって感じがしないんですもの。
乙女が紡ぐ恋のキャンバス 中身以外で語られる事の多い作品。いけしゃあしゃあとFD出したことには驚きました。案の定の出来だったみたいですが。
作品自体はそれなりの出来だっただけに色々勿体無いと思えてしまいます。
中の人などいない! トーキョー・ヒーロー・プロジェクト 声優が素晴らしい。演技もキャスティングも。
Alcotらしい無難な作品ですが、ややシリアスに寄り過ぎ遊び心が足りないようなイメージ。
RATMANを期待していたのでやや肩透かしではありました。
紅蓮華 同一ライター作品の黄昏のシンセミアやコンチェルトノートに比べれるとテキストの劣化が顕著。何が違うんだろう?ディレクター?それもとサブのライター?
原画が話の内容と合ってない為緊迫感が失われている印象。他に誰かいなかったのか?
フォルト!!S(サービス)~新たなる恋敵(ライバル)~ TonyデジタルCG集。
Justy×Nasty ~魔王はじめました~ 魔王設定どこいった?
設定に期待して買ったら、その設定が放置されて悪い意味でありきたりな学園モノに成り果てていた作品。折角の設定もうちょっと生かして下さい。
――問題作(悪い意味で)――
この大空に、翼をひろげて ライターが妹好き不倶戴天の敵こと紺野アスタ。そのせいなのかどうなのか妹キャラの不遇っぷりが可哀想。まあ、FDでの救済は既定路線だったという事か。
ライターの引き出しが少ないせいなのか一部キャラクターが
夏ノ雨と類似。大嫌いなキャラクター、一度は我慢出来ても二度目はアカン。
VenusBlood -FRONTIER- ユーザーはデバッカーではないと誰か教えてあげて下さい。
放課後☆エロゲー部!~エロゲー制作のため女の子たちとえっちしまくりな毎日~ 前作から一転。ヒロイン微妙で魅力激減。どうしてこうなった。
俺と5人の嫁さんがラブラブなのは、未来からきた赤ちゃんのおかげに違いない!? 大好きな設定の作品の続編という事で期待していたのに、前作からのシナリオ面での劣化が激しい。前作と同じ設定という事で違いを出したかったんだろうけど空回りしている印象。
無理せずヒロインの差異で差別化すれば良かったのにね、と。
黄昏の先にのぼる明日 -あっぷりけFanDisc- オンライン麻雀は楽しませてもらってます。
肝心のアフターシナリオは雑誌やOHPに載っているようなミニシナリオを大量に集めた感じで微妙。
もっと普通のが良かったです。
――残念賞――
創刻のアテリアル カードバトルに関しては褒めるところが見当たらない。シナリオはいつも通りの残念な出来。もうどうにもなりません。
せめて親友キャラが裏切るくらいの見せ場は欲しかった。
ものべの シナリオ頑張ろうとして風呂敷を広げて広げっぱなし。
ヒロイン老化させるとか奇をてらおうとしててらいっぱなし。
やりたい事に才能が追いついていない印象。絵は良いのだからおとなしくロリ抜きゲー作ったほうが良い物出来ると思います。
ヨメ充! 序盤は面白かったのに個別ルート入ってからの失速っぷりが半端ない。期待はずれにもほどがある。
できもしないシリアス展開やろうとして盛大にコケた感じ?徹頭徹尾ドタバタラブコメディで通せばいい作品になれたと思うのですが……。
――クソゲー・オブ・ザ・イヤー――
イモウトノカタチ 取り敢えずシナリオライターはこの作品に携わった人間全てに土下座して回れ。
次々出てくる設定をちぎっては投げちぎっては投げ。まともに書けない設定なら出すなや。
主人公筆頭に登場人物のほぼ全員が狂人。
グリザイアの果実とかヒロインが全員なにかしら狂っているという設定でしたが、狂気という点ではイモウトノカタチの足元にも及ばない。本当の狂気とはこういうものだと全身で訴えかけている作品。
既に千円切っているのでサントラ欲しい人にはお勧めの作品ではあります。ゲームに千円の価値は無いけど予約特典のDucaのマキシシングルには千円の価値はあると思います。
以上二十七作品。とんでもない糞ゲーもあったものの、全体を見れば近年に例のない大豊作の年でした。実際、批評空間で九十点代附けたの五年ぶりでしたし。久しぶりにプレイできて良かったと心から思える作品に出会えました。まあそのお陰で彼女と俺と恋人と。クリア後いまいちエロゲーに見の入らない生活を送っては居ますが。
こんな素晴らしい作品にまた出会う為、これからもエロゲをプレイしていこうとそう思った次第であります。