発端はWikipediaのNavelのページとか。Wikipediaにはよくある編集合戦ですが、Navelを「アダルトゲームブランド」にするか「美少女ゲームブランド」にするかで揉めた模様。で、「美少女ゲームブランド」表記への改竄を行なっていたのがNavel側の人間で改竄の根拠としてアッチョリケの発言を引き出してきたというのが経緯らしいです。
「美少女ゲーム」という表記への拘りの理由は一般向けへの商売も行なっている西又葵へのイメージを慮ってと思われそれ自体は十分理解も納得も出来る事なんですが、アッチョリケ氏のTwitterによる上記発言はバカ発見器の名に恥じない内容だという他ありません。
オタクの特徴だか嫌われ者の特徴だかで「相手の発言を全否定するところから会話を始める」というのがあった気がしますがアッチョリケ氏の発言はまさしくそれですからね。いきなり「Navelブランドをアダルトゲームブランドであると考えている方がいらっしゃるようですが、これは誤りです。(キリッ)」ですからね。もう馬鹿かと。
Navelをエロゲブランドと認識している人間の数は決して少なくないと思われます(そうでなければこんな事態にそもそもなっていないですし)。またそう思われるだけの客観的な理由も存在します。何せNavelの処女作はエロゲであり現在でもエロゲを作り続けているのですから。
なのにこの発言はそういった人達を全否定してしまっています。それも随分と稚拙な理由で。
恐らくは最初にアダルトゲームブランドの否定という前提があってそこから理由を探してきたからこんな頓珍漢な発言をする事になったんでしょうが。もし吉野家で豚丼の売上が牛丼を上回ったら吉野家は豚丼屋になるとでも言うのでしょうか。御為ごかしなど言わずはっきりと言えば良かったんじゃないでしょうか「アダルトゲームブランドでは印象が悪いから使わないでください」と。
というかですね、言うにしても言い方というものがあるだろうと。なんでいきなり客の考えを全否定する必要があるんだろうと。例えば「確かにアダルト商品も手がけていますがNavelではアダルト以外のコンテンツにも注力しており、アダルト、非アダルトを包括するブランドとしてNavelはアダルトゲームブランドではなく美少女ゲームブランドを標榜しています。ユーザーの皆さんにもそういった認識を持って頂ければ幸いです」とでも言っておけばカドも立たなかったでしょうに。底まで思考が回らないのか端から客を馬鹿にしているのか。恐らくは両方でしょうけど。
とかくエロゲー業界には非常識な人が多いのであまりTwitterなどで発言をして欲しくないと思う次第です。作品面白くても中の人が不愉快だと買う気失せますし。今回は元々評判の悪いNavelだから良かったですが。