たまに雑誌などのアンケートで「原画とシナリオどちらを重視しますか」みたいな質問を目にしますが、この問い掛け、非常に悩ましいものがあります。
私の場合、基本的には最初に原画、次にシナリオで作品を選別していますが、だからといって絵優先とも言い切れません。どんなに原画がよくてもシナリオが駄目過ぎると購入を躊躇しますし。たとえばういんどみるとか。
要はバランスですよね。片方がSランクでももう片方がDランクの作品より、両方Aランクの作品を選ぶというのはそう奇抜な事では無いと思います。
そんな事から思い立って「原画でどこまでシナリオを許容出来るか」のランキングを作成してみました。原画は良い方からシナリオは悪いほうから並べました。(原画はSが最高ですがシナリオはDが最高)
目安は同ランクなら新作の予約を検討、原画のランクが上なら購入、下なら回避(若しくは中古待ち)となります。
実際にはブランドや塗り、ゲーム性などで補正が色々かかりますのでかなり大雑把な括りですが。
原画
S
七尾奈留、☆画野郎、八宝備仁
A
カントク、深崎暮人、おにぎりくん、こいぶち、むりりん、和泉つばす、Tony、しんたろー、橋本タカシ、藤原々々、兼清みわ
B
べっかんこう、萌木原ふみたけ、御敷仁
C
ねこにゃん、バカ王子ペルシャ、植田亮
D
西又葵、たにはらなつき、紅村かる
SS
宮村優、定池真実、あごバリア
S
サイトウケンジ、風間ボナンザ、ちゃとら、長谷川藍、市川環、てつじん
A
尾之上咲太、若瀬諒、日野亘
B
大三元、J・さいろー、剣技マナ、藤太、衣笠彰悟、タカヒロ、田中ロミオ、奈須きのこ、桐月、藤崎竜太
C
おるごぅる、呉一郎、朱門優、早狩武志
D
王雀孫、健速、トノイケダイスケ
こうして見ると訴求力のあるシナリオライターってのが殆どいませんね。
「この原画家だから買おう」って人は結構な数いますが、「このシナリオライターだから買おう」と思うのはせいぜい三人です。
そう考えると私は絵重視での購入という事でいいのかもしれません。