ぼちぼちと年末のコミケに向けての準備を開始中。昨年の冬に続き二回目の参加になります。
去年は二日目三日目と参加しましたが、今年は靖国神社での初詣&元旦の秋葉原での初売りも見に行く予定なので三日目のみフル参加で二日目は途中から様子見程度にする予定。そうしないと体力的にきついでしょうし。地方在住者の辛いところです。
去年は企業ブースでの買い物がメインでしたが今年は頑張って大手サークルも回ってみる予定。あの人ゴミの中初心者がどの程度の戦果を上げられるか全く期待は出来ませんが。
同じく東京で行われる
Lump of Sugarのファンイベントにも参加予定。ファンクラブ会員優先受付で既に予約済みです。こちらはまだ日程すら決まっていませんが。
こういうイベントに参加するのは初めてなのでどんな雰囲気なのか楽しみです。というかLump of Sugarのファンクラブ、入ってても今まで何の意味も無かったんですが更新時期直前になって初めてまともな使い道が出来たような……。
キスと魔王と紅茶、二人目をクリアしたところでギブアップ。事前に予想していた事ではありますが酷い出来でした。
最初に気になったのは主人公周辺の人間関係がめったやたらに気持ち悪い事。
「男の娘」を含め主人公の友人ポジションの男が三人と平均よりかなり多い本作。リトバスやつよきすのような友情っぽいものを入れた作品を狙ったのかもしれませんが、この作品の場合とにかくこの似非友情ごっこが気持ち悪い。他作品で言うならつよきすの姫とよっぴーの関係に近い印象を受けました。主人公が何かにつけて言葉で友情を確認する姿は強迫観念に駆られているかもしくは自らを洗脳しようとしているようでとてもまともな友人関係が築かれているようには思えません。普通の友人関係って何かにつけていちいち友情を確認するようなものなのかと。これを書いたシナリオライターはまともな友人関係を築けた事が無かったんではと邪推してしまいます。
また、シナリオに関しては物凄く雑で大雑把な印象を受けます。勇者部を設立してから魔王を捕まえようとする辺りの件などその最たるもので、まともな設定や動機付けが一切無いままにシナリオライターが強引にストーリーを進めているのが目に見えるようで唖然としてしまいました。少なくとも魔王についての説明ぐらいしろと。なんの説明も無いままに魔王を捕まえろと言われ何の疑問も抱くことなく容姿すらもわからない魔王を捕まえる為に校内を走り回る勇者部の面々は間違いなく頭おかしいと思います。
主人公にしても魔王化と言っても外見的には目が赤くなるだけなんだからサングラスの一つぐらい用意しとけと。そもそも魔王は目が赤くなるって事自体知れ渡っている風でもないのにそれを必死になって隠す必要性がいまいち見当たらないんですが……。
テキスト自体決して程度の高いものではありませんがそれ以上にシナリオライターが真面目に仕事をしていない印象を受けます。きちんと推敲すればまともになる所も適当に流しているような。プロなんだからもう少し責任もって仕事しろと言いたくなります。
というか、他の人の評価を読んだ限り一番まともなシナリオを二つクリアしてこの感想なんですよね。他はもっと酷いという事なんでしょうが逆にちょっと興味惹かれてしまいます。
作品全体で見て、唯一評価出来るところはHシーンぐらいですがそれも所々CGのデッサンが狂っていたりするので微妙。贔屓目に見ても二千円以上出して買うような作品では無いと思います。
現在は
幼なじみは大統領をプレイ中。発売前からパロネタが話題になっていた本作ですが思っていたより普通の作品で肩透かし。なのはとかHELLSINGとかガンダムとかパロネタはやたら出てきますが。
キスと魔王と紅茶と比べるとテキストの質は至極まともな部類。まあキスと魔王~が酷すぎるだけなんですが。パロネタが理解できれば十分楽しめるレベルだと思います。
ただシナリオ自体はありきたりな感じで若干物足りなさを感じます。まだメインヒロインが残っているので評価が変わるかもしれませんが。