以前購読雑誌の中でPUSH!!だけは懸賞に当たったことが無いと書きましたが、先日初めて当選しました。
当たったのはリトルバスターズの小説版。ぶっちゃけ微妙です。
というか、当たったことよりも送られてきた封筒に驚きました。直筆の宛名に封はガムテープ。中身は剥き出しの当選品とくちゃくちゃになった当選通知。PUSH!!編集部も色々と大変なのかもしれません。
あと電撃姫のテレカも当選。こちらは相変わらず当選確率高過ぎです。
現在
Primaryと
仏蘭西少女を同時進行中。以下ちょっとだけネタばれ。
Primaryはシナリオが弱い印象を受けるものの、それ以外は及第点。というか、萌ゲーとしてはかなり評価の高い作品になる思います。
普通萌えゲーだと個別ルートに入ってしまうと他のヒロインは一斉に手を引き二人を祝福し始めるのですが、それが大嫌いな私にとってこの作品の諦めが悪いヒロインたちは素晴らし過ぎます。
誰かとくっついたからと言ってあっさり諦めるとか馬鹿じゃないのかと。お前の愛はその程度のものだったのかと常々突っ込み入れたかったんですが、この作品のヒロインは違います。妹の彼氏を奪う気満々のライムとか素晴らし過ぎます!
まあどうせなら浮気でベッドの中まで行ってほしかったんですが。それは3Pルートを作るか。それは贅沢というものでしょうか。
仏蘭西少女は既に簡単なレビューを上げてしまいましたが全体的に微妙な出来。
絵は素晴らしですが基本それだけです。
レビューにも既に書いておきましたが、選択肢とEDの数が膨大で作業ゲーっぷりが半端無く、大正時代を舞台にしている所為でテキストのレベルの低さが目につきます。プロなら時代考証ぐらいしっかりしろと言いたくなります。少なくとも中国の意味ぐらい調べてから出直してこいと。
シナリオも冗長な箇所が多くてテンポが悪く決して面白いとは言えません。主人公も小心者で尊大な印象が強く不快。丸谷氏は「
遙かに仰ぎ、麗しの」でそれなりに面白いシナリオを書いていたので期待していたんですが題材に実力が追いつかなかった印象です。それともこれがTonyの呪いというやつでしょうか。
とても値段に見合った価値のある作品では無いですが、価格暴落の気配があるのでTony原画目当てに値下がりしたものを買うのはありかもしれません。予約して買った私は涙目ですが。