我々は一人のツンデレを失った。しかし、これは敗北を意味するのか?否!始まりなのだ!
ギャルゲーにに占める我がツンデレヒロインの比率は6分の1以下である。
にもかかわらず今日まで萌え続けてこられたのは何故か?
諸君!我らがツンデレの存在が正義だからだ。これは諸君らが一番知っている。
ツンデレはメインヒロインの座を追われ、サブヒロインにさせられた。
そして、一握りの妹らが一般社会にまで膨れ上がった秋葉原を支配して一年余り、ツンデレに萌える我々の主張が何度踏みにじられたか。
ツンデレ好きの掲げる人類一人一人のツンデレのための戦いを神が見捨てるはずがない。
私の心の妹!諸君らが愛してくれたプリムラは死んだ。
何故だ!?
新しい時代の萌えを選ばれた属性が得るのは、歴史の必然である。
ならば、我らは襟元を正し、この戦局を打開しなければならぬ。
我々は過酷な二次元空間を生活の場としながらも共に苦悩し、練磨して今日の文明を築き上げてきた。
かつて、プリムラは多分にツンデレ、特にクーデレの素養を秘めていた。
しかしながらNavelのモグラ共は、自分たちがプリムラの支配権を有すると増長しプリムラを変貌させた。
プリムラのクールさも、時折見せる微笑みも、Navelの無思慮な商業主義の前に消えて言った。
この悲しみも怒りも忘れてはならない!それを、プリムラは!身をもって我々に示してくれた!
我々は今、この怒りを結集し、情熱に昇華させて、初めて真のツンデレ萌えを得る事が出来るのである。
ツンデレこそ、ギャルゲーマー全てへの最大の萌えとなる。
ツンデレよ立て!悲しみを怒りに変えて、立てよ!ツンデレ!
我らがツンデレこそ選ばれた萌えであることを忘れないでほしいのだ。
優良萌えであるツンデレこそ我ら人類を救い得るのである。
ジーク・ツンデレ! Story Rumble品評会以下略