第2回大宇宙の誇りブロガーキャンペーン「大宇宙の誇り 先行体験版・感想」 という事でこの企画二回目のお題は体験版の感想という事で、早速プレイしてきました。
でまあ、キャンペーンに参加しといていきなりネガティヴな感想というのもあれなんですが、それでも書かずにはいられないほど、とにかく親友キャラがウザかったです、この作品。
親友キャラが馬鹿を演じてそれに主人公が突っ込みを入れるというのはよくあるパターンなんですが、この作品の場合面白くないんですよ、ボケ役が。見も蓋も無いですが。
主人公との掛け合いに顕著なんですが、とにかく会話のテンポが悪い。こういう勢い任せのギャグでテンポが悪いというのはこれはもう致命的です。一部抜粋してみます。
「馬鹿! お母さんはそんな子に育てた覚えはありませんよ!」
「お前に育てられた覚えはない」
「記憶操作だ! お前は謎の円盤に連れ去られたとき、記憶を操作されてしまったんだ!」
「第一お前はお母さんじゃないし」
「悲しいねぇ。これがお腹を痛めた子の反応かねぇ……」
「お前のどこから生まれたって言うんだよ?」
「ケツの穴?」
「汚いから!」
「伏鷹のスカトロ王子とは貴様のことだぁ!!」
「いいかげんにしろキックっ!」
「幻の真空杜飛びヒザっ!?」
……訂正。ボケだけじゃなくて突っ込みもつまらないですね。
基本、単に馬鹿な事を言っているだけで全くそれがユーモアに繋がっていません。また全体的にトークのキレが悪いです。もう少し緩急つけてもらいたいところ。
で、面白くない上に変態チックな言動を取る為、馬鹿キャラではなくただのウザキャラと化してしまっていると。正直、こいつが喋っている間中苦痛でした。もうちょっとなんとかしてもらいたいです。
一方CGは予想していたよりもクオリティが高く、そのお陰でHシーンの方も思っていたよりいい出来でした。腋舐めとかブルマ扱きとか初っ端からエンジン全開フルスロットルな感じでしたが。
システムに関してはフルスクリーン時アスペクト比固定なのと改ページ時の音声カットをキャンセル出来るので私的には全く問題無し。システムってユーザーによって使い方が違うからバックログやスキップスピードみたいな基本的なものを除けば評価し辛いんですよね。たとえば私の場合オートモードとかほとんど使わないですし。
キャラクターも思っていたより立っていたので問題なし。エレナかわいいよエレナ。ただ、冒頭の主人公の過去の回想に登場した少女、恐らくリレットだとは思うんですが、あれはいけません。折角の美少女(しかもTバック!)の登場だったのになんで成長させてしまうのかと。作中で幼児化することを願って病みません。