先日の記事を書いてから外出しようとしたところちょうど宅急便が到着。届いたのは
かささぎさんが大好きな
COMIC LOの抽選で当たった漫画家のイラストの下書き原稿。
さらに外出先で買った雑誌の当選者覧には私の名前。で、帰ってきたらさらに別の懸賞の当選通知が届いていたり。
新年早々色々と当たりまくりです。当たらないのは馬券だけとか勘弁してほしいですが。変なところで運を使い果たしている所為でしょうか……。
真・恋姫無双、現在魏ルートをクリアして蜀ルートをプレイ中です。魏ルートは評判がいいだけあって流石の出来。むしろこのルートだけでよかったんじゃないかと思ってしまいます。呉と蜀のキャラは前作みたいな感じで出演させることにして。
魏というだけあってこのルートは完全に曹操の独壇場。他にもいいキャラは山ほどいますが曹操の存在感が群を抜いてますし描き方も上手いです。覇王としての曹操の描き方には疑問が残るものの、女としての華琳には文句の無い出来。特に終盤での曹操の心理描写が素晴らしい。魏ルートというよりむしろ曹操ルートです。
主人公も前作と違いきちんと役に立っているのが好印象。特に定軍山と赤壁で自らの知識を活かして自軍のピンチを救うのは定番とはいえ待ち望んだ展開と言えました。こういった展開は単純なだけに燃えます。欲を言えば赤壁で手玉に取られた諸葛亮達がもうちょっと焦ってもよかったんじゃないかとは思いましたが。その後で神の使いの存在に思い至る、とかいう流れで。
あと、個人的には曹操の橋玄の墓参りのくだりが入っていたのが嬉しかったです。三国志の中でも大好きなエピソードの一つなんですが正史にしか登場しない非常にマイナーなエピソードなのであまりお目にかかることはないんですよね。蒼天航路にも出てこなかったのにまさか恋姫無双で見れるとは思ってもいませんでした。このエピソードといい夏侯惇の不臣の礼のエピソードといい、シナリオライターの中には結構三国志に詳しい人が参加しているみたいです。
ただ、シナリオとしては後半ぐだぐだもいいとこなんですが。劉備陣営が大陸中をワープしたり兵力の推移とバランスがめちゃくちゃだったり。モノがモノなのでその辺あまり深く考えないようにはしていましたが。三国志演義で設定がめちゃくちゃなのは日本の伝統みたいなものですし。ある意味吉川三国志あたりよりはよっぽどまともです。
劉備陣営と言えば、魏ルートでの劉備達のウザさは異常。わざとプレイヤーに不快感を与えるように描いたんだとしたらシナリオライターは本気で大したものだと思います。
また、魏ルートに限らないんですが気になったのは戦闘前の演説。あれだけはいただけません。女声で迫力が無いというのもあるんでしょうが、だらだらと長いだけの台詞でどうにもセンスが感じられずげんなりとしてしまいます。どうせなら蒼天航路のセリフ丸パクリすればよかったのに(流石に問題ありそうですが)。
正直シナリオにはまったく期待していなかった作品なだけにこの魏ルートの存在は嬉しい誤算としか言いようがありません。むしろこれだけのものが書けるならなんで前作でやらなかったんだと思ってしまいます。まあ、前作は蜀メインにする以上設定的に難しかったのかもしれませんが。
積みゲーが山ほどあるのにとっぱら
~ざしきわらしのはなし~を購入。
群青家的には今年NO1の評価に興味を持ちまして。というか、琴乃宮雪の名前を出されたら確かめないわけにはいかないのです。まあ、プレイするのは当分先になりそうですが。