一日目(コミックマーケット二日目)
05:40
新橋駅にて
ひろやまさんと待ち合わせ。ブログに写真が掲載されているので比較的簡単にそれらしき人物を発見。念のため電話をしてみるとビンゴだったので近づいて挨拶。夜明け前だったのに濃い目のサングラスをしていた私は思いっきり不審者だったと思います。
挨拶もそこそこにゆりかもめに搭乗。時間的にありえない人の多さ&ステレオタイプオタの存在に唖然とする。こんなのが大量に徹夜してたらそりゃ近隣住民から苦情来るわと納得する。(自分の事は棚に上げつつ)
06:10
会場に到着。既に駅からみんなで競歩状態。大阪梅田駅よりも歩くのが速い人の群が見れるのは日本でもなかなかないと思われる。ひろやまさんと離れないように頑張る。
待機列に並ぶが目の前の人の群に挫けそうになる。そして自分達の後からやってくる人の群を見るとさらに挫けそうになる。二日目の所為か女性の姿が目立つが想像していたよりも遥かにまともな外見の人が多いので驚く(失礼)。が、時間が経つ毎にそうでない人の姿が増えてくる。美人の朝は早いらしい。
自分達近く担当だったコミケスタッフのウザさが異常。指示に従えというのならその指示が物理的に可能かどうか判断してから指示を下せ。あと社会に出て言葉使いというものを勉強し直せ。コミケスタッフの大半はまともでいい人でこいつだけが異常なんだと信じたい。
周りでモンハン大会開催。自分もPSP持ってくれば良かったと後悔する。寒波の所為か微妙に寒い。
10:00
コミケ開始と前後して入場。ひろやまさんと別れて企業ブースへ走る。手始めにあ
かべえそふとつぅのブースに並ぼうとするが、どこに並んで良いのかわからず会場を一回りする。
並んだときにはあかべえは既に長蛇の列。並んでいるときに個人ブースの光景が見えるがあまりの人の多さに呆然とする。夏とか死人が出ないのが不思議でならない。
10:30
三十分ほど並んであかべえにて暁の護衛セットの購入に成功。次の目的地の
K-BOOKSブースへと向かう。
その途中で
Whirlpoolブースを横を通り過ぎるが誰も客が居ない事に吃驚する。ブースによっては百メートル以上の列が出来ているのに、恐ろしいまでの格差社会。
後で立ち寄る予定だったけどあんまりにもかわいそうだったので先に立ち寄ることにする。新作ソフトの「
メリ☆クリ」とテレカ二種を購入。
改めてK-BOOKSブースに向かうが今度は
PULLTOPの横を通り過ぎる。ここもやっぱり誰も人がいない。あんまりにもかわいそうだったので以下略。獅子ヶ崎セットとラジオドラマを購入。雑誌連動企画の引換券を持ってくるのを忘れて悶絶。
寄り道をしつつK-BOOKSブースに到着するが時既に遅し。列がないかと思いきや既に商品の方が無かった。
その後
クロシェットや
CODEPINK・PIL・PIL/SLASHなどのブースを回るが既に欲しい商品は売り切れ状態。明日販売分を手に入れる為に最終日も朝から企業ブースへ来ようと考え始める。今思えばこれがそもそもの間違いでした。
この後はもう目的も無く適当にぶらぶら歩いて回り、
リトルウィッチで
聖剣のフェアリースセットと原画集を、
5pb.Gamesで11eyes CrossOverセットを購入。聖剣のフェアリースは歩いていたら
鷹月殿子の中の人っぽい声が聞こえてきたので衝動的に購入。(聞いたのは遠くから一回だけだったので本当にそうなのか不明)並んでいたのは全員女性とエロゲブランドとしてはやや異色のブース。5pb.Gamesは並んでいる最中に注文票を配ってくれたのが好印象。
11:30
荷物の重さで手が痛くなってきたので休む為に外へ出る。たまたま近くが荷造り場だったのでペリカン便で戦利品を自宅へ送る。ダンボールに紙袋を畳んで入れていたら荷造りのおっちゃんに「袋にしわが出来ちゃうけどいいの?」と心配される。おっちゃんの今までの苦労が透けて見える台詞。
身軽になり今度は個人ブースへと突入するが位置関係が理解できず戸惑う。仕方ないので適当に入ってみるが男が裸で抱き合っている絵ばっかりだったのでダッシュで逃げる。それ以上気力が続かず、駅へと退散。
13:45
すでに作戦行動を完了させていたひろやまさんからお食事の誘いが来る。秋葉原で合流して向かった先はメイド喫茶ならぬ巫女喫茶。
入ったはいいがお店に蔓延しているなんとも形容しがたい雰囲気に笑いが抑えられないこの手のお店未経験の私。横に座った一人客が相手にされないキャバ嬢を口説くように店員に接していて痛々しい。
席に着くとテレビで見たことのあるようなイベント(?)が始まる。肌年齢四十台のけもの耳を附けた店員がやってきて曰く、「私の名前はロリで狐なので一緒にロリロリコンコンおいしくな~れと言って下さい」とかなんとかのたまう。店の中で自分の性癖を口にさせるとはなんという羞恥プレイ。むしろちゃんとしたロリータの店員を用意しろよ。ていうかお前その年と顔と肌の荒れ具合でこんな仕事していて恥かしくないのかと推定年齢四捨五入して三十台の店員に突っ込みを入れたくなるが笑顔で我慢。
私が注文したのはコーヒーとツナマヨおにぎり。ちなみにこれが私にとって一日ぶりの食事。前日に早めの夕食を取ってからコミケ終了まで口にしたのは黒糖アメのみ。人間、食べなくても意外と何とかなります。
最初に出てきたコーヒーは当然のようにインスタント味。そしてその後出てきたのは一見小学生が作ったのかと思えるおにぎり。せめて三角に握れ。野暮ったい手作り感を出そうとしているのかと思いきや中身も外見に比例しているのが悲しいところ。自分が作るのより不味い料理にお金を出すのは大阪駅の蕎麦屋以来。海苔が噛み切れずに溢さず食べるのに苦労する。
デザートにひろやまさんと一緒にパフェを注文。今度はパフェのはちみつかけを店員が目の前でやるのだがやって来たのは再びさっきの推定年齢以下略。「すみませんチェンジお願いします」と言いたかったが我慢する。パフェはおにぎりに比べればまともな出来。ただし、値段が全然まともじゃない。
この手のお店初体験だったわけだがイメージとしてはライトキャバクラといった印象。時間制限があって追加注文しないと追い出されるとかいうシステムを含めて。今回みたいにネタで来るのは良いけどこのお店を楽しむレベルには私はまだ達していませんでした。これから先もその域にはいけそうもありませんが。
そんなこんなでコミケ初参加だった一日は終了。当日案内していただいたひろやまさんと色々とアドバイスをくれた
らんぽさん他大勢の方には心からの感謝を。素人が徒手空拳で挑むには過酷過ぎる戦場でした。
そしてこの一日の経験を糧にコミックマーケット75最終日はいよいよ始めてのコミケ一人参加と相成りました。