北京オリンピック開催まであと三日となったわけですが、予想通りというか期待通りというか、かの地ではテロがあったり邦人が拉致されたりで大騒ぎ。大会開催中はどんなアクシデントが発生するのか楽しみでしかたありません。というか今からでもボイコットしてくれないでしょうか日本人選手団。他はどうでもいいですが星野監督をはじめとした野球代表チームに何かあったらと不安でしかたありません。
と、そんな蛮族のオナニー大会はどうでもいいんですがエロゲ業界界隈では近頃色々と面白い動きがあったみたいで。
まずBasiLが
それ散るの完全版発売を発表。発売日は十月の三十一日。
完全版と言いますがメインライターの王雀孫はBasiLとは不倶戴天の
Navelで新作を製作中。どうやって完全版なんぞを作るつもりなんでしょうか。
西又葵の魔の手Navelから王氏を強奪してそれ散る完全版を作るとかなら
私は一生BasiLについていきますが。 適当なライターに適当なテキスト書かせて売り逃げとかありそうで怖いです。
また、
ねこねこソフトが活動を再開するとか。
それなりに思いいれのあるブランドではありますが、出す作品はそこまで面白いわけではないので意外とどうでもよかったり。というか、スカーレット積んだままだよ……。
そしてなにより
真・恋姫無双が発表ってのが個人的には大ニュース。
前作は発売前は楽しんでいたものの発売されたら思いっきり肩透かしを食らったので今回はそういう事が無いようにしてもらいたいです。取り敢えず呂布ルートさえあれば自分は満足ですが。あと、バトルパートはカットの方向で。
今回は魏呉蜀それぞれでスタート出来るようになっている模様。前作蜀軍と言いながら最後まで蜀の地は出てこなかったわけですが今作では出てくるんでしょうか。
るいは智を呼ぶクリアしました。結局最後まで微妙な作品でしたが。
序盤の馬鹿みたいにくどい文章に耐え切ったものの物語としてはいまいちシックリこなかった作品。鬱でもなんでもなく一応ハッピーエンドということで終了するんですがどうにも後味が悪い結末だったように感じます。
終盤で唐突に出てきた黒幕キャラとかなんとなく解除されちゃった呪いとか設定丸投げな印象が強いです。まあ、シナリオライターとしてはそういった設定よりも友情とかその辺を書きたくてわざとそうしたのかもしれませんが。
テキストはとにかくくどいの一言。先に書いたように序盤特にその傾向が強いです。何の意味も無く無駄に文章を複雑に読みにくくさせてライターが悦に入っている、そんな印象を抱かせます。昔の人は言いました。
「文章は出来るだけ複雑に。理解はされずとも尊敬は増す」
一つだけ、「障碍者」という字を知っていたのには関心しましたが。まさかエロゲで「障害者」をきちんと書いているテキストに出会うとは思いませんでした。
ヒロインはうざいキャラが多くあまり魅力を感じませんでした。まあメガネ巨乳の場合わざとそういうキャラにしているのかもしれませんが、それにしても見ていて鬱陶しい。扱いも地味にひどかったですしね。
もともと女装主人公ものということで購入に踏み切ったのですが見事に期待はずれでした。女装に関しても設定としての意味以外あまり活かされていなかった気がしますし。
クリアして振り返って見たら序盤のくどく鬱陶しい文章以外何にも印象に残っていなかった。そんな作品です。