「近頃は批評する人ばかりが増えすぎた」
そんな事を嘆いていた老人がいました。
老人がギャグを言うと「さむい」だの「親父ギャグ」だのと若者は笑い飛ばす。しかし、なら寒くないギャグを言ってみろと言ったところで彼らから返事は返って来ない。人を批評するだけで、自分達が創作しようとは思わないのだと。
成程と思いました。確かにそうなのかもしれません。
自分で何かを創るより他人の創った者を批判しているほうが楽なのは当たり前です。自分が評価されて傷付く事は無いし、他者を批判する事によって精神的な優位性を得ているのかも知れません。
私もゲームソフトの批評などを書いていますが、いくら偉そうな事を書いたところで私の文章は作品あってのものであり、その立場が逆転する事はありません。私が百万言書き連ねてもどんな駄作の代わりにもなりません。
しかしまあ、こちらも少なくない時間とお金を費やしてゲームをプレイしている訳ですから、それに見合わない作品に対して遠慮する必要なども無いのですが。そもそもゲームに限らず消費者の全ては商品に対する無言の批評家であり、ただその批評を言葉ではなく行動で示しているに過ぎません。言葉を用いた批評だけが否定される言われも無いでしょう。
ある作品に対し否定的な内容の批評を書くと「だったらお前が作ってみろ」だなどと愚かな事を言う人が居ますが、こう言う人は批評と言うものを取り違え、批評家を過大評価しすぎているのでしょう。そもそも彼らはそう言って批評家達を批評しているに過ぎず、立場的にはなんら変わり無いか、若しくはヒエラルキーの更に下に位置します。いわば批評家達の連鎖が発生している訳です。
……自戒を込めて書いていたつもりですが、何か話が別の方向に進んでしまいました。どうも最近上手く話を纏められません……。
結論としてはあれです。「一年も前のゲームの批評でごちゃごちゃ煩いよ。誰がなんと言おうが俺にとっては糞ゲーなんだから仕方ないだろうが。文句があるなら自分でサイトでもなんでも作って感想でも批評でも書いたらいいだろ。原理主義も大概にしろ!」ということです。(どういう事だよ!?
拍手&私書箱レス
>敬語使えない大人多いですよね。大人だから年上だからって理由でやたら偉そうにしてる人間がいる事実。
それしか取り柄がない可哀想な人達だと思って優しく接して上げてください。私には無理ですが。
>手元にあるもので間に合わせようとする私は女性の思考なのでしょう。へなへなより
私も手元にあるものだけで間に合わせた事があります。
競馬で負けすぎて一週間小麦粉だけの生活をした事が。←根本的に違います
>良い恋愛をなされていないんですね。
分かりきった事を言うな